[災害対策-暖]薪ストーブ①
新居の検討時に、薪ストーブは必須設備としていました。
その理由は、
災害対策にもなる
というのも大きな要因でした。
冬の楽しみという実利もありながら、”もしもの時”に備えられるという一挙両得です。
我が家で導入した薪ストーブはドブレ640WD(DOVRE 640WD)です。
ドブレ640を検討中に、ちょうど新型のWDが出たため、コチラにしました。
薪ストーブは、薪を置くスペースと手間を楽しめるなら、完全におすすめです。
特に寒冷地
2018年9月に起きた胆振東部地震では、その時住んでいたエリアも地震影響で5日ほど停電しました。
この地震が暖房設備が必須な冬季でなくて本当に良かったです。
当時の住まいは、北海道では一般的なFF式ストーブでした。
FF式ストーブとは、強制給排気(=Forced Draught Balanced Flue)式のことで、灯油の給油の手間や、定期的な換気が必要なく安全で容易に使える反面、
停電の際には電源が入らず使用することができません。
まだ寒さに震えるほどの時期ではなかったので、冷蔵庫の中のものがダメになるだけで済みました。
冬季の停電の恐怖
胆振東部地震以降、我が家でも据え置き石油ストーブの購入を検討しました。
いわゆる一般的な石油ストーブです。
しかし、石油の備蓄スペースが無く、火災や臭いのリスクも考え、断念しました。
次に検討したのは、ガスストーブです。
こちらは、ポータブルガスコンロで使用するようなガスボンベを、ストーブ用途で使用できる製品となっています。
非常にありがたい製品ではありますが、家族の住まいを数日間温めるには膨大なガスガスボンベが必要です。
秋キャンプによさそうだなぁとは思いつつ本来の目的には合わないので断念しました。
薪ストーブ
そうこうしている間に新居が出来たので結果的にはよかったです。
薪ストーブを設置したことで、以下のようなメリットがあります。
・停電でも使用可能
吸気/排気に電気は使っておらず、停電が起きても問題ない
・燃料は備蓄物
年間通して備蓄している薪が燃料であるため急な事態にも対応可能
・調理/加熱への利用も可能
天板は保温程度ですが、炉内は大変おいしく料理ができる
熾火に雑に、ジャガイモ、サツマイモを入れておくだけでおいしく調理されます。
薪造り
薪造りの斧はFISKARS(フィスカース)を使用しています。
FISKARSにはX7、X11、X15、X17、X25、X27という大きさの違いのラインナップがあります。
自分はこの中の最短のもの(X7)と最長のもの(X27)を購入しています。
理由としては、長物は重さと遠心力を利用して大量の薪づくりに役立ちます。
短いX7は細かく割ったりする際や、キャンプにもっていき、焚き付け造りに使用したりもできます。斧の刃をきっちりしまえるので安全で便利です。